アンケート調査のサービスって非常にわかりにくい
アンケート調査をしたいけどいくらくらいかかるんだろう?
何を使ってアンケートをとればよいのかわからない…。
この記事では、このような方に向けて、アンケート調査の方法大きく4つを解説します。
この記事を読めば、どのキーワードでGoogle検索してサービスを探せばよいかがわかるようになります(どれだけわかりにくいんだ…)。
このわかりにくさの要因は、システム会社、会員サイト、調査会社がそれぞれ似たようなサービスを出しているのでまとまった情報が無い、ということです。
できるだけわかりやすく解説していきたいと思います。
アンケート調査をする方法は大きく4つ
アンケート調査をしたいとき、回答を集める方法は大きく以下の4つです。
下の項目に行くほど本格的で、費用も高くなります。
- 知り合いや自社会員、顧客に答えてもらう
- クラウドソーシングを利用する
- セルフ型ネットリサーチを利用する
- 調査会社に依頼する
1.知り合いや自社会員、顧客に答えてもらう
知り合いや自社会員、顧客に答えてもらう場合、回答謝礼無しで集められれば、費用はかかりませんね。
このような目的の場合は紙でアンケートをとってもよいですし、スマホやパソコンで回答を集めたい場合、Googleフォームを使うのがお勧めです。完全に無料で使えますし、機能も問題ありません。
※もし、Googleフォームで物足りない場合、「アンケートASP」で検索してみてください。有料ですが使いやすいサービスも色々あります。
自社会員や顧客にアンケートが取れる場合は、ぜひ有効活用してください。
実際にサービスに登録してくれたり、お金を出してくれた人(実際に行動してくれた人)の意見に勝る情報はありません。
一方で、知り合いに答えてもらうというのは、コストがかからないとはいえ、少し注意が必要です(SNSで回答を集める際も同様です)。
アンケートは、誰が回答したかで結果が大きく変わります。
知り合いに答えてもらう場合、アンケートの目的に合った人なのか?を考えてください。
例えばですが、猫用品のデザインについてアンケートを取りたい場合、猫を飼っていない人に聞いても意味がありません。
2.クラウドソーシングを利用する
知り合いや自社会員、顧客以外にアンケートを取りたい場合、最も安く回答を集められるのが、クラウドソーシングを利用する方法です。
クラウドワークスやランサーズが有名ですね。
10問100名程度のアンケートであれば、1日で、たった500円で集めることができます。
ちょっとブログのネタとしてアンケートをとりたい、とか、A案B案どっちが魅力か聞きたい等、簡単なアンケートを取りたい場合に適しています。
3.セルフ型ネットリサーチを利用する
クラウドソーシングでは物足りない場合、次に検討すべきなのが「セルフ型ネットリサーチ」です。
ちゃんと説明すると長くなってしまうのですが、調査会社が使っているアンケートシステムを借りる、というイメージです。
「セルフ型ネットリサーチ」で検索すると色々見つかるとは思うのですが、どれを利用すれば良いのか、サービスごとの違いが非常にわかりにくいです。有名なのはQuestant(クエスタント)、Fastask(ファストアスク)あたりでしょうか。
料金は1問1サンプル10円、のところがほとんどです。10問100件であれば、1万円で集めることができます。
4.調査会社に依頼する
費用をしっかりかけられるのであれば、市場調査(マーケティングリサーチ)を専門で行っている会社に依頼するのが良いです。
設問の設計からアンケートの回収、報告までしっかり実施してくれます。
ただ、費用は高いです。10問100名の回答を集めるのに、最低でも10万円以上はかかります。
マクロミル、クロスマーケティング、インテージが大手で有名でしょうか。
調査会社の一番の特徴は、市場調査のスキルの高いリサーチャーがいることです。
そもそも誰にどんな内容でアンケートをとればよいのかわからない、という場合は調査会社に相談するしかないかもしれません。
それか、私のような個人のリサーチャーを探すのが良いですが、「リサーチャー」って結構レアな職種なので、簡単には見つからないかもしれません。
困ったらお気軽にご相談くださいね。
最後に
かつてはアンケートをとりたいと思ったら、調査会社に依頼するしかありませんでした。ですが、今は色々なツールが出ていますので、かなり手軽にアンケート調査ができるようになったといえます。
ただ…ツールを選ぶだけでも知識とスキルが必要なので…なんとかわかりやすく、お伝えしていきたいと思っています。
顧客視点で戦略を考えるって、素晴らしいことだと思うので。